入社前の見学では理解していたつもりでした。でも、実際に働いてみると、畜産というより「工場」。扱っているものは確かに卵なんですけど、業務内容は部品工場に近い感覚で、最初は正直「思い描いていたものとちがう」という戸惑いがありました。ただ、考えてみれば、ここで扱う卵が毎日何万個と出荷され、日本中の食卓に届いている。第一次産業を支える立場であることに変わりはないし、これも大事な畜産の一部なんだと。そう思い直してからは、むしろ機械と向き合うこの仕事が面白くなっていきました。GPセンターって、検査装置から自動倉庫まで最新の機械がぎっしり並んでいて、重量・大きさ・強度・汚れ、すべてが自動で検査されるんです。じゃあ人間は何をするのかというと、「機械の面倒を見る」こと。これが想像以上に奥が深い仕事なんです。