たまごの数には限りがある。需給バランスを
調整するという、営業のシゴト。

interview

社員の日常

Profile

養鶏営業本部 Y・I

前職では飼料業界で管理部門の業務を担当。2008年に中途入社し、販売管理課・総務を経て営業へ。現在は中部地区を中心に担当を持ち、市場動向を踏まえた提案を行いながら、安定供給と収益のバランスを図っている。

飼料業界から、たまごの世界へ。

前職では、飼料を扱う会社で管理部門の仕事に携わっていました。人やモノの流れを支える立場として経験を重ねる中で、「もっと現場に近いところで仕事がしたい」と考えるようになりました。そんなときにご縁があり、クレストグループへ。信頼している元上司から声をかけてもらったこともあり、自然な流れで入社を決めました。
入社後はまず販売管理課で受発注の流れを学び、その後総務を経験してから営業へ。中途入社でも農場やGPセンターでの研修があり、繁忙期には今でも現場に入ることがあります。現場で得た知識や感覚は、営業としてお客様と向き合う上での土台になっています。


売るだけが、営業ではない。

もちろん「売ってこい」と言われます。けれど私たちの営業は、単純な拡販ではありません。鶏卵相場を基準にしながら、需給バランスを見極め、生産量・季節変動・鳥インフルエンザなどのリスクも踏まえて販売計画を立てます。
たまごは自然の産物。需要が高まっても、無限に増やせるわけではない。だからこそ、売るべき時に売り、抑えるべき時には抑える。目先の数字ではなく、市場全体とお客様、そして生産現場を守ること。それが、私たちの営業です。


個人プレーではなく、「ちょうどいい」をつくる。

営業はそれぞれ担当を持っていますが、勝手な大量受注はしません。
「今回の発注、少し多くないか」「今週はもう少し伸ばせそうだ」「こちらは調整できないだろうか」こうした会話が日常的に交わされます。販売量は毎週データで共有し、数字の背景まで話し合いながら、全体のバランスを整えていく。お客さまの要望と、生産量。そのあいだで最適解を探し続けるのが、私たちの営業スタイルです。
担当エリアは中部地区を中心に広範囲。大型取引先を任されることもあります。密に商談を重ねる顧客もいれば、相場が動いたときに連絡を取る顧客もいる。一律ではなく、相手に合わせて関わり方を変える判断力が求められます。


経験を重ねて、はじめて見えてくる。

この仕事は、すぐに全体が見えるようになるものではありません。冬は鳥インフルエンザのリスクが高まり、夏と冬では需要のパターンも大きく変わる。相場が大きく動く年もあれば、緩やかに推移する年もある。その違いを何度も体感して、ようやく判断の精度が上がっていきます。入社後はまずGPセンターや農場を経験し、たまごの基礎を学んでから営業へ配属されます。現場を知ったうえで営業に立つ。だからこそ、自信を持ってお客様と向き合えるのです。


予測が外れた日こそ、チームで動く。

生き物が産むものだからこそ、生産量を完全に揃えることはできません。わずかなサイズ差でも、数量が重なれば大きなズレになります。予想より多い日も、少ない日もある。その差は販売計画に直結します。そんなときこそ、個人ではなくチームで調整する。生産部門と連携しながら供給を再配分し、全体のバランスを整えていきます。
責任は大きい。だからこそ、支え合う体制があります。必要なときは全力で向き合い、休むときはきちんと休む。長く続けられるのは、このバランスがあるからです。



MESSAGE

「営業」と聞くと、数字を追い、売上を伸ばす仕事を想像するかもしれません。もちろん売ることは大切です。しかし私たちの営業の本質は、調整することにあります。
限られた生産量と市場の需要。お客様の要望と会社全体の持続性。その間に立ち、最適な着地点を導き出す。派手さはありません。でも、判断力と誠実さが問われる仕事です。特別な資格は必要ありません。求められるのは、人と向き合う力。相手を見て考え、チームで支え合いながら動ける人。そんな人と、私たちは一緒に働きたいと考えています。