大手SIerで7年。クレストに来て9年。
一度退職して復帰した社内システムの要。

interview

社員の日常

Profile

システム企画室 S・F

経済学部卒。新卒でSIerに入社し、クレジットカードシステム等の開発に約7年従事。その後クレストに転職し9年間勤務。結婚を機に一度退職するも、2024年に再入社。週1出社・週4在宅の契約社員として、社内DX推進を担う。

開発する側から、使う側の近くへ。

新卒で入ったのは、いわゆる大手のシステムインテグレーター。クレジットカードのシステム開発などに約7年間携わりました。やりがいはあったけれど、ずっと感じていたのは「つくる側」と「使う側」のギャップ。自分たちが一生懸命つくったシステムが、実際に現場でどう使われているのか、本当に役に立っているのか——その手触りが欲しかった。それで「社内SE」という働き方に興味を持ったんです。もともと食べることが好きだったので、食品や農業に関われる会社を探していたところ、転職サイトでクレストグループからオファーをいただいて。中小規模で人との距離が近そうなところに惹かれました。通勤に約2時間かかるのは正直迷いましたけど、名古屋エリアでタイミングよく出会えたご縁を信じて飛び込みました。


「畜産は遅れている」と思っていたら、意外とそうでもなかった。

入社してまず驚いたのは、畜産業界のシステム化が想像以上に進んでいたこと。「きっとアナログな世界だろう」と勝手に思い込んでいたのですが、受発注の販売管理システムはしっかり動いていたし、ゼロから構築するような状況ではなかった。私が担当したのは、そのホストシステムからのリプレース。新しいシステムへの移行に加えて、現場の担当者への操作教育や、運送会社向けの帳票作成なども手がけました。SIer時代は「つくって納品したら終わり」だったけれど、社内SEは導入してからが本番。現場の人が「使いにくい」と言えばすぐに改善に動けるし、「ありがとう」の声も直接届く。この距離感が、私にはすごく合っていました。


9年勤めて、辞めた。でも、戻ってきた。

クレストグループでの9年間で結婚し、引っ越しで通勤がさらに長くなりました。当時、土日出勤もあった中で「この先10年、20年通い続けられるだろうか」と悩んだ末、やむを得ず退職をすることにしました。その後、名古屋市内の会社を経て、夫の海外転勤でマレーシアへ。約2年間の海外生活では、たくさんの方との交流を通して、新しい価値観も学びました。その影響から、キャリアを積んでいく働き方だけでなく、自分にとって居心地のよい職場を選ぶことも、ひとつの選択肢だと考えるようになっていました。
だから帰国後、転職サイトのアドバイザーから「前の会社に戻る手もある」という話があった際に、それだ!と。他社からも同条件の内定はいただいていたけれど、知っている人がいる環境で、もう一度やりたいと思い、クレストグループに連絡を取りました。


受け入れてくれた、この会社の懐の深さ。

正直、一度辞めた人間が受け入れてもらえるとは思っていませんでした。それでも、週1回出社・週4日在宅、バスの時間に合わせた勤務時間の調整まで、私のために柔軟な働き方を設計してくれた。これは9年間の実績を評価してくださったからこそ実現した、特別な形だと思っています。誰でもすぐにこの働き方ができるわけではない。でも、一人ひとりの事情やキャリアに真剣に向き合って、最善の形を一緒に考えてくれる。そういう会社なんです、ここは。


プログラミングより大事なのは、「何が欲しいか」を聴く力。

今は生成AIを使った業務効率化や、BIツールの導入など、DX推進に関わっています。3年のブランクの間に生成AIが一気に進化していて、正直、ついていくのが大変と思う瞬間もあります。でも、私がいちばん大事にしているのは技術そのものではなく、「現場が何に困っていて、何が欲しいのか」を理解すること。複雑な関数が組まれたExcelを解析してシステムに移行する作業も、結局は「この数字で何を判断したいのか」が分からなければ始まりません。AIが進化すればプログラミングは自動化されていく。その先に求められるのは、人の話を聴いて、課題を翻訳できる力だと思っています。



MESSAGE

私は文系出身で、プログラミングのスキルがあったわけでもありません。それでもシステムの仕事を16年以上続けてこられたのは、「分からないことを調べて、聞いて、試す」という姿勢だけは持ち続けてきたから。今の若い方はスマホやデジタルツールに日常的に触れているぶん、私の世代よりずっと飛び込みやすいはずです。そしてこの会社は、一人ひとりの事情にちゃんと向き合ってくれる場所です。キャリアに正解のルートなんてない。迷っても、回り道しても、ちゃんと受け止めてくれる環境がここにはあります。